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お仕事一旦終了~日々思うこと
by ichigoponcho
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静岡市美術館 青磁のいま 南宋から現代まで

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焼物のなかで特別な感じがする青磁の色

南宋時代の砧青磁とそのあとの天龍青磁に分けられていた

とても古い時代のものなのに

ちっとも歪んでいないのはなぜだろう

幾分薄手で淡い青みの砧青磁が美しい

随分昔、NHKで【美は南宋にあり】という番組を見たことがあった

この青磁も南宋時代のもの

景徳鎮とは真逆の洗練された形と色だった

展覧会ではその後、日本の作家の作品を近代から現代まで紹介していた

近代は過去の写しが多かったが、現代の作品は作家の創意工夫や個性が現れていて、新しい青磁の世界を見ることができた


気に入った作品

小森忍 青磁裏紅花文壺 1951〜62
これは深い土色にも見える青磁。ところどころ赤みも見える。味わいがある落ち着いた雰囲気の壺。

清水卯一 青じ大鉢 1967
まず、じは磁ではなく次に瓦という字。
嵌入が何層にも重なって、ガラスのような柚と青磁の薄い水色が響きあっている。その部分だけ見ていても飽きない。

深見陶治 宙 1992
青磁の現代アートだと思った。
どこまでもまろやかな水色の円錐形の開口、知らぬ間にひきこまれる宙。

川瀬忍 青磁大鉢 2010
とても薄くて繊細。
縁は蓮の葉のように柔らかさまで感じる。
青磁の青は穢れのないうすい水色。
周りの空気も清めてしまうような青磁だった。

神農巌 つい磁線文壺
白みがかった青磁。縦に絡みあうラインか走っている。
壺やお皿のラインや線はとても微妙だと思う。太さや流れ方、周りとのバランスなど。
この文壺はこのつい磁線により生命感が与えられていると思った。

⭐️古典の青磁も現代のものと思われるほどのものだったが、今の作家の作品は多様な表現で青磁の世界が広がっていることを感じた。表現に幅を持てるのも作り手の魅力なのかなと思った。








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by ichigoponcho | 2015-08-12 16:57 | きろく
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